今ひきこもりでこの記事を読んでいるあなた。または、引きこもりの家族やご友人がいる方。
引きこもりを、直さなきゃいけないものだと思っていませんか?
管理人も引きこもりニートです。正確に言えばお出かけはできるのですが、外でのお仕事や親せきの集まりなどは身体が重くなって行けないのです。
拳銃でも突きつけられればむりやり身体を起こせるかもしれませんが、逆に言うとそのくらい追い詰められないとできないのです。
そんな管理人が、今回あえて「引きこもりを変える必要はない」話をします。
その理由をちゃんとお話ししますね。
引きこもりだってあなたの長所
引きこもりの状態だって、必要だから起こっているのです。
家にずっと引きこもれるというのは、裏を返せばあなたの長所であり強みです。
できない人にはできません。
世の中には外に出ないと耐えられない人もいるのです。
外に出られない代わりに、あなたには家でできることが必ずあるはずです。
ここでは人の役に立つとか、直接的にお金になるとかは関係がありません。
ゲームが得意、パソコンを扱える、家事ができる、絵が描ける、読書が得意、動画を観るのが好き……。
これらにあなたの人生を豊かにする原石が眠っているのです。
引きこもりを「直そう」としないこと
誰しもできないことをできるようにするには苦痛が伴うものです。
では、どうすればいいのか?
引きこもりを認めてしまうこと。まずはそこからがスタートです。
引きこもりの人はつい、みんなができることができない自分を責めてしまいがちです。しかし先述したとおり、彼らにはできなくてあなたにできることが必ずあるのです。
自己肯定感を上げる必要はありませんが、自己受容というのは必要です。
できる自分と、できない自分の両方を認める力です。
自己受容ができるようになると、心が一気に楽になりますよ。
引きこもりの自分を認めること
あなたは心のどこかで「こんなはずじゃなかった」と思っていませんか?
自分はもっとできるはずなのに、どうしてできないんだ。
↑これ、以前の私でしたw
こんなことを思っていたら、いつまでも自分のことを否定している状態ですよね?
できるはず→動けない現実を見る→できるはずなのにどうして……。
まさに自己否定の負のループ。
もしあなたが以前の私と同じ状態なら、この負のループから抜け出す必要があります。
その方法が、まさに自己受容。
「私にはできない。でもそれでいいよね」と、さっさと認めてしまうことです。
私たちは、大人や先生たちに「あきらめてはいけない」と教えられてきました。
しかし、あきらめることだって一つの立派な選択肢なのです。
逃げることだって、立派な選択肢なのです。
そもそもどうして引きこもりを脱したいの?
そもそも、なぜ引きこもりを変える必要があるのでしょう?
社会に認められないと思うからでしょうか。
まず、社会に認められないというのはあなたの幻想です。
日本には「生活保護」という素晴らしい制度があります。事情があって働けない人でも生きていけるような仕組みがしっかりあるのです。働けない人でも、社会は救おうとする制度があるのです。
認められていないなんて幻想です。
もしあなたが学生さんなら。
学校に行けないくらい、どうってことはありません。
学歴が必要になるのは高卒が資格取得条件に含まれているときくらいで、それは「高卒認定試験」というものを取得すればなんにも問題ありません。高卒認定試験は昔の大検とはずいぶん違い、取得はだいぶ簡単になっています。(管理人の最終学歴は高卒認定です)
今でこそ人生の選択肢は豊富にあるのです。
もう一つ大切なことを。
あなたが生きていることは確実に誰かの支えとなり、助けとなっています。
それはご両親かもしれないし、あなたがオンラインでつながっているお友達かもしれない。
生きているだけで、人はだれかを支え、また支えられる、まさに「支えあい」の輪の中で生きていることになるのです。
では、ほかに理由を挙げるとするならば……
外に出ないと仕事ができないから?
ショッピングを楽しみたいから?
筋肉が落ちるから?
実はこれらすべて、引きこもりでも楽しむことができます。
引きこもりでも仕事はできますし、ネットショッピングを楽しむこともできますし、家トレだってできるわけです。
今や引きこもりじゃない人でも家で仕事をし、ネットショッピングを活用し、家で筋トレしているのですから、なにも恐れることやうしろめたさを感じることはないです。
引きこもりでも生活できる方法を考える
引きこもりを変えるよりも、引きこもりでも生活できる方法を考えたほうが、効率的でストレスも少ないです。
今は会社勤めの方でもリモートワークをする時代。
言い換えれば、家にいてもお仕事やお金を稼ぐことができる時代なのです。
現状、あなたは経済面を誰かに支えてもらっているのかもしれません。
もしそこから脱したいのならば、せっかくなら好きなことをしてお金を稼ぐのが一番です。
しかし、お金を稼ぐことを考える前に、やることがあります。
モノを捨てることです。
この記事に書いてあることをまずは実践してください。
そしてモノを手放すのは短期間で終わらせましょう。
モノを手放し床磨きとトイレ掃除を毎日実践し、習慣になったら次のステップにいきましょう。
おすすめの書籍と、実践ワークを載せています。ぜひ一緒にやってみてくださいね。
あなたが好きなことで稼ぐ一歩が確実に踏み出せますよ。
おわりに
引きこもりは苦しくて辛いもので、直さなきゃいけないものだとずっと思っていました。
しかし今は、誇ってよい能力なのだと自覚しています。
だって、引きこもりの私だって私だもの。私自身が認めなくてどうするのでしょう。
引きこもりだって、人生を楽しんでよいのです。
堂々としていてよいのです。
あなた自身が楽しくいることが大事なのですから。
この記事を見つけて実践しようと決めたあなたなら、絶対に大丈夫ですよ!
もし心配になったり苦しい気持ちになったら、いつでもこのブログに帰ってきてくださいね。
管理人も引きこもりです。もう二度と外では働かないと決めたくらいです。その意思は固く、変えようとは思いません。
あなただけではないのです。絶対に大丈夫ですからね!